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書きたい・読みたいv

お届け物を書いています。
犬かごパートv コミカル要素で頑張ってますが、頑張れば頑張るほどまた別の話も書きたくなる… (悩)
ネタを溜め過ぎちゃっているのがマズイんだろうと。
書きたいものに当てられる時間が絶対的に少ないのが原因だから、こりゃもうコツコツ書くしかないしね。

それと、少し気分的に余裕が出てきたのか他のサイト様のお話も読みたい気持ちが出てきて、ますます首絞め状態。

気分転換、息抜きを兼ねてお届け物以外の小文をちょっと書き落として置きます。サイトにつけているweb拍手に入れているSSの続きv みたいなオマケの話。



―――― ねぇ、どうしてそんなに強く抱きしめるの? 殺生丸様?

さやかな夜風。木々のざわめき、満天の星。
いつものように緑溢れる大地を褥に、綺羅を散りばめた群青を天蓋に。

広大な世界の中の、たった二人。
遥か天空の片隅に、針で突いたような小さな光。
一度眼を外せば、永遠に見失ってしまいそうな小さな光。

だからこそ ――――

( …お前が何処へも行かぬように )

…? 変な殺生丸様。 りん、ずっと殺生丸様と一緒に居るって決めたんだもん。何処にも行かないよ?

りんがそう言ったら、もっとぎゅっと抱き締められた。何処にも行かないって言ってるのにね。それから…


――― 殺生丸様。りん、ってどんな味?

――― いつも舐めて、お味見してるでしょ? 甘いの? 辛いの? それとも苦い?

――― りんも舐めてみたんだけど、よく判んなかった。


( …………………… )


りんの肩越しに覗き込まれた殺生丸様のお顔。

あれ? 殺生丸様、いつもと眼の色が違うって言うか…、もしかして りんの事、バカだなって思ってらっしゃる?

うん、バカかも知れない。知らない事がいっぱいあるもん。
ええい、ついでだから言っちゃえ!

あのね、殺生丸様。りん、あんまりおんぶって好きじゃないみたい。
ううん、おんぶされるのは好きだよ。おっきな背中って気持ちいいもん。
でも…、りんが殺生丸様を【おんぶ】するとお顔が見えないし、お腹が熱くなるし。重たくはないんだけど、身体の中にずんと来ちゃうから、やっぱりキツイかな。

( ――― これは、嫌か? )

う~ん、それが嫌っていうより、お顔が見えないのが嫌みたい。

( そうか、ならば… )

殺生丸様はそう仰って、りんの身体をお膝の上でくるりと回された。
りんのお腹の中も。
ああ、でもやっぱりこっちの方が良い。
ちゃんとお顔が見えるもの。熱いのは変わらないけどね。

――― 殺生丸様、りん 熱いよ。

( …お前が、熱くするからだ )

――― 違うよ。りんが熱いのは殺生丸様が熱くするからだよ。

( …判らぬか? )

――― う…ん。

( ならば、お前が判るまで… )


殺生丸様はそう仰ったけど、りんはもっと判らなくなって…。
だって、りんの身体 もっともっと熱くなって頭も身体の芯も蕩けたみたいになって、何も考えられなくなっちゃったんだもん。

判りたい気もするけど、判らなくてもいいやって気もする。
ずっとこうしていられるなら、それで良いよ。



…このまま、【時-とき】が止まると良いね、殺生丸様 ――――


【完】


…完全なヤオイですね。
まぁ、気晴らしですから^_^;

2005年09月14日 二次創作 トラックバック:0 コメント:0

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