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いじめの記憶

今 手元に小学校から来た2枚のプリントがあります。

「個人面談のご案内」
…面談の内容は、子ども達が現在抱えている学校等での人間関係によるトラブル・悩みについて

身近な地域で起こった「事件」が発端で、まさに自殺禍とでも呼ぶべき現象が全国に広がっているからでしょう。
「いじめ」と一括りにされている事柄の中には、明らかに犯罪性のある「暴力事件」と「恐喝」なども入っているのですが。
その事件の加害者が低年齢であっても、その違いはきちんと教えるべきだろうと思います。

暗中模索の中で取れる対策をと動いている現場の様子が判るようです。
また加害児童をセーフティネットなしで報道するのも危険でしょう。

「赤信号 皆で渡れば怖くない」的発想で、考えもなしにそれこそ『軽い気持ち』でやった事の結果に、一番怯えているにはその子たちでは無いかと思うのです。


面談を受けるなら、申込書を学校に提出しないといけないのですが、多分 大丈夫でしょう。私の過去の経験から、食事の時にちゃんと食べているか? 学校に行く前に具合の悪そうな様子はないか? 家族と普通に会話しているか? などを、チェックする今日この頃です。

大切なのは言葉の持つ諸刃のような力と、感受性。
想像力や感じる力を鍛えなければ、この状態は改善しないのかもしれません。


私の過去の体験はこちらから

  




私も中学時代に2年間、いじめに合いました。
学年男子の成績上位グループとウマが合わなかったせいか、2学年に進級してから突然、「言葉でのいじめ」が始まりました。
最初はそのグループだけだったのがいつの間にか学年全体に広がり、あの特別視されるような、シカトや悪口を言われるなど針の筵に座っているような中学時代でした。
幸いだったのは、同じ学年の女子同士はそういう事がなかったのでまだ学校に通えたのです。逆にこれが女子からのいじめだったら救いようが無かったかもしれません。

その間、私の気持ちも大型台風並みに荒れました。
もう、何もかもが辛くて面白くなくて、こんな状態が続くなら何処かに行ってしまいたくなって…。
真剣に、家出や自殺も考えたのです。
だけど、ここが私らしいと言うかなんと言うかなのですが… ^_^;

家出しようにも、先立つものがありません。軍資金なしでは何処にも行けません。家のお金を持ち出すなんて、そんな事を考える事も無かったのです。家や両親には絶対迷惑をかけたくないと、これは自分で解決しないといけない問題だと、思い込んでいたのです。

女友達に話す事はあっても、私もまた学校の先生に相談しようとは思いませんでした。校内で起きている事に気付かないような先生なら、相談しても解決にならないだろうと。

そんな気持ち的に八方塞がりな時には、身近な人のかけてくれる言葉さえ煩わしく感じるものです。まるで身を竦ませているハリネズミみたいにとげとげしい気配を逆立てて、必要以上に家族とも接せず自分の世界に逃げ込んで。お金が無くて家出出来ないなら、自殺しようかと考えました。それでも、家族を自分が死ぬ事で悲しませたくないと考え生きているようにアリバイ工作をしようと信頼の置ける友達に年に1回、私の書いた手紙を投函してもらおうかとまで。

本当に、真剣にそんな事を考えていました。

私が、今あるのはその家族のお陰です。
家族を自分が死ぬ事で悲しませたくない、金銭的に家のお金を持ち出すような事はしたくないと、ある種の良識のようなものが私を引き留めたのです。
そしてそんな私の異変に気付き、何かと声をかけ続けてくれた母の存在。何があったのかとか、どうしてなのかとは聞かず、ただただ心配してくれた母の言葉。

ふっと、中学校だけが自分の世界ではないと気付きました。
自分の『居場所』はここにあると。
そう思ったら、私はぼろぼろ泣き出していました。泣いて、泣いて、泣いた後に思ったのです。
その中学校でも、仲の良い女友達はいる。いつまでも、この状態が続く訳じゃない。卒業してしまえば、こっちのもんだと。

自分にとって悪意のある視線に晒されるのは、本当に神経症になりそうなくらいストレスです。過ぎない時間は無いのに、卒業するまでの1日1日がどんなに長く感じた事か。

そのお陰で、志望校に入学したときは本当に晴れやかな気分でしたね。
成績上位グループは進学校に進み、私は市内で一番の就職率を誇る商業高校を受験したのでv 周囲からは普通校にしなかったんだねとは言われましたが、進学する気になればその学校にも進学コースは併設されていたので、本当に都合の良い学校でした。結局、高校時代は思いっきり羽を伸ばし、学生時代を謳歌して就職しましたけどね。
就職した会社も就労条件の良い会社で、多少辛い事があっても中学時代の経験が物を言い、自分に出来る事をちゃんとやって『時』が動くまでじっと耐える術を身につけた私は、結婚して退職するまでその会社に勤める事が出来たのです。

余談ですが、今の主流になりつつある派遣就労は、嫌な職場ならすぐ辞める事が出来るけど、その代わり安定性とキャリアの継続・評価が低くなる、長い眼で見ればやはり損失の多い勤務体系ではないかと思ったりもするのです。

高校以降、そんないじめなどに会う事もなくなりましたが、その時の『言葉のいじめ』の影響でしょうか? 言葉使いのぞんざいな方や無神経だなぁと感じる方。または、調子付いた方に迎合して言葉使いの乱れる方などには神経質のほどに警戒してしまう私なのです。
ただの仲間内の楽しげな会話に過ぎなくても。

そういう点では、大人になりきれない未だに不器用で頑固な私なのです。


2006年11月14日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:0

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