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サンデー33号感想 その1

ネタバレもすでに出終わった頃。なので、今回も^_^; 考察もどきの感想などを短め(?)に入れたいと思います。

先週予想したとおり、闘う視点が今までと違う殺生丸は右腕を失うかもしれない危機に。そこに犬一行が現れて…、は多分サンデー本誌派の方には言うまでもない事。ドキドキハラハラなままついでにかごちゃんも倒れちゃったし、琥珀君の欠片も穢されてしまったしの、これでもかのピンチの山盛り状態です。

ここで私がふと思ったのは、「留美子先生、殺兄を物語の本筋にもっと絡める為の下準備かな?」って事です。
なぜそう思うかと言うと実際の話、殺生丸が奈落を執拗に追いかける必要性が今一つ理由付けられてないからなんですね。
確かに奈落は殺生丸の妖力を食らおうと、その身を毒牙にかけようと何度かしましたので、それに対しての落とし前をつけさせる!! なら、まぁ有り得るかもと。

それでも、私からしたら殺生丸が奈落を追う理由としては弱い。もともと物事に執着しない孤高を常とするのが身上だった(笑)はずの殺生丸なので、相手が追ってくるなり襲うとするなら受けて立つ、返り討ちにするなら話は分かる。でも、そうじゃない今現在の殺生丸。

そこで今回の奈落の分身(?)の本質である『珠の邪念』な訳です。あの珠の中から出てきた邪念って、翠子と闘っていた時の妖怪たちのものでしょうか? 私にはそうは思えないのです。翠子の時代がどのくらい前か分かりませんが、古式ゆかしい巫女装束を見ると、ゆうに7~800年くらい前のような気もします。四魂の珠は善なる翠子の魂と邪なる妖怪の魂を封じ込め、未だにその閉ざされた珠の中で闘いが繰り広げられているんですね。四魂の珠はそれを持つ者の「心」を映して善の力を発したり、禍を起こしたりする…。珠の中の均衡を保つ為に、外の世界に影響を善であれ邪であれ及ぼすようです。

ところで四魂の珠が生まれてから犬夜叉達の生きる戦国時代まで、世界は真実平安な時と言う物がありませんでした。絶えぬ戦乱乱世、陰謀策術で他を落とし入れ、恨みが恨みを呼ぶ。飢饉や疫病で死に行く民人はどれほどのむ無念さや虚無をこの世に残してゆく事でしょう。
そんな「人間」の怨念や負の念が、四魂の珠には纏わり付いていたと思うのです。

妖怪退治屋の里から四魂の珠が桔梗に委ねられた時、その珠は酷く穢れていました。それを桔梗は全身全霊で清め続けていたのですが、今はまだ戦国時代。人死にが多く生まれ続ける怨念や邪念は清めても清めてもきっときりの無い事だったと思うのです。

新しく生まれた妖怪、あれは邪念は邪念でも「人間」の邪念を凝らして、形にしたものだと私は考えています。それなら半妖、つまり人間としてやはり邪念の塊であった鬼蜘蛛をその身に取り込んだ奈落の体を通り抜けさせて形にしたあたり、私的には納得なのです。
その証拠に琥珀君の四魂の欠片が穢れました。前回狙われた時も奈落は、「人間の邪念で欠片を穢す」と言うような事を言ってました。
かごちゃんが倒れたのは何故かはまだ不明ですが、人間としての邪気中りかもしれません。直接、「心」を攻撃されているのかも。

殺生丸の腕を焼いたのも、この「人間の邪念」
「天下覇道の剣」の中でも、人間の欲は果てしなく強大だと。個としてどれほど強くとも、無尽蔵なそれらの力の前で「力だけ」で当れば敗北も有り得るでしょう。

殺生丸が鍛えて育て上げ、犬夜叉に渡した技「冥道残月破」はどちらかと言えば力技。冥道に叩き込んで冥府送りにしても、その邪念が晴れる事はないように思います。

今はまだ殺生丸本人も気付いていないかもしれませんが、癒しの天生牙にはあの冥府の底の亡者どもを浄化させた力があります。
この力はかごちゃんの浄化の力にも近しい、妖の力というよりは「神の領域」に近い力。

ようやく殺生丸や犬夜叉達「犬妖族」が、どんな存在であるかが描かれる時が来たのかもしれません。その位置づけが、これからの対奈落への基本スタンスになるんじゃないかと思っている私です。

…やっぱり短くはなりませんでしたね^_^;
殺りん的には萌えもない文章に、長々とお付き合いありがとうございます。
他にサンデー作品に関しての感想は明日にでも、その2として書きますね。




2007年07月19日 サンデー感想 トラックバック:0 コメント:2

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こんにちは、ににぎさんv 
こちらへのレスが遅くなってしまいました^_^;
(これだから週末は…、ですね)

ににぎさんもそう思われましたか!? これからの殺兄の武器があの冥界での浄化の力をなんらかの形で発現させる事になる新生天生牙かもと。
私の二次の設定が、「妖犬族=狛犬」と見ているところがあるので、同じ妖怪と人間に呼ばれていても実はその属性は丸っきり水と油くらいに反発しあうものとして創作してきました。

太古の源祖神的要素を持つ妖達…、日本書紀で言う所の八百万の神々の系列。ににぎさんのHNにも縁のある神様達です(^^♪ 
そんな妄想がもとなので、特に兄上などは獣っぽい表現はしても、いかにもな人間な若様風にはしたくない。お陰でりんちゃん、お姫様になり損ねています^_^;

今回からの展開で色々考えていたら二次創作ではなく、久しぶりに考察を書いてみたくなったので近々サイトにUPしますね。

そうそうこちらで反応するのもなんなのですが、ににぎさん宅のワンちゃん話v 私もそんなシーンに出っくわしてみたいです♪ 
実家で飼っていた犬夜叉的な犬(紀州犬と三河犬のハーフ。一般的に大型犬の部類でした)の名前を決める時に、その素敵なお姉さん的発想とそこまで吹っ切れないヘタレ加減で、名付けた名前が「銀」でした。
当時WJで「流れ星銀河」と言う動物漫画が連載されていて、その主役の名前。銀河と呼ぶのが恥ずかしくて…

夏休みに入ったとは言え職業柄の忙しさに、どうか夏バテなどしないようお気をつけくださいね。

2007年07月23日 杜 URL 編集

こんばんは
いつもながらの鋭い考察、うーんと唸ってしまいます。正直、私には ”四魂の珠” というのがあまりにも抽象すぎて、いまだに、その存在意義というものを理解するところまで至ってません。(存在意義があるとすれば、ですがね・・・) 

ただ今回、今まで兄上には全く無関係だった四魂の珠が、”邪念の妖怪” という形を取って、兄上に接触(?) してきたのには何か意味があるのかな、などとも思ったりします。

天生牙については、杜さまと似たようなことは考えました。今回の敵は、いわゆる物理的な武器で攻撃する敵ではなく、いわばかごめちゃんや桔梗の得意(?)とする分野、浄化とか、そういう方面。そこで思ったのが、やはりあの冥界編の時のこと。そう兄上も死人を浄化してたな・・・と思って。

だからその先どうなるんだ、というところまでは考えが及びませんが、もし今回兄上が新しい武器を手に入れるとしたら、杜さまのいう ”力技” とは違う形のものになるのかも?

何か長々と書き連ねてしまいました。

それではまた、お邪魔させて頂きます♪

2007年07月19日 ににぎ URL 編集












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