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519話 曲霊の影 雑考

サンデー感想は別スレッドにするとして、この記事は今週の「犬夜叉」展開からの考察あれこれです。少し長いのですが、もし宜しければお付き合いくださいませ。

まずは二次創作でも見ているかのような、楓さんの村に集結した殺兄一行+犬一行。私もこの手のシーンは確かに良く出すシーンです。りんちゃんが(…自サイトでのりんちゃんは犬夜叉キャラの中では割と早めにお母さんになってます)殺生丸との間に出来た子ども達を連れて楓さんの村に遊びに来る。旦那の殺兄は村の外で待っている…、見たいなシーン。

今まで原作で人里に下りたことのない殺兄だけに、これからはこれも妄想設定ではなくなるのですね。予想外に殺りんシーンが多かった今週号。

それだけにりんちゃんが呟いた

―――― よかった…。いつものお留守番だね、邪見様。
―――― 早く帰ってきてね、殺生丸様。

この台詞に、そこはかとない不安を感じるのです。
いつもと違うシーンの後だけに、「いつも」と違うと思ってしまう。その不安を突き詰めると、殺生丸はもうりん達のもとには帰ってこないのかもしれない、と。
原作でそんな事にはならないと、どこか高を括っているから二次創作ではそんな展開の話も書ける。しかしこの期に及んで書いた事のある私でも、原作的にそうなっては欲しくない。今なら、死にネタ・悲恋ネタは嫌だと言われる方々の気持ちが判る気がします。

こういう時に二次って原作あってこそ出来ることなんだなとつくづく思います。安心してみていられるものがあるから、自分がこうかもしれないと思った事を形に出来るんですね。
この考えを突き詰めてゆくと、そんな殺兄のレッドエンドに繋がってしまいそうなので、別の視点から今後の「犬夜叉」の流れを考えてみたいと思います。

さてここでのキーポイントは力を封印されたかごちゃんでしょう。
浄化の力を封印されたかごちゃん、彼女がその力を取り戻すのは殺兄があの曲霊を討った時か、かごちゃん自身が自分にかけられた封印を解除出来るほどに「巫女の力」を増幅させた時のどちらか。
では今のかごちゃんに戦国時代で出来る事があるのでしょうか?

かごちゃんの特性は四魂の欠片の気配が判る事、巫女の浄化の力で邪気・瘴気の類を払いその本体を浄化して滅すること。四魂の欠片は今ではもう目の前の琥珀の持つ欠片が一つきり。探すまでもありません。そして「巫女の力」を封じられたかごちゃんは、はっきり言って戦闘的に戦力外です。例え桔梗の弓を使ったとして、それがどれだけの力を発揮できるか甚だ心許ない状態です。

そこで思ったのがかごちゃんは巫女の力が戻るまで、現代に戻ると言う選択。
時期も時期、丁度高校受験まであと僅か。かごちゃんには現代待機としてその間に高校受験をクリアさせればどうだろうと? と言う考え。受験をさせて、中学校は卒業させる。時間をちゃんと流してやって、時の止まったような物語世界の時間を動かそうとしているんじゃないかと。
そう考えれば、今週の受験に落ちた夢ネタも実際現代での高校の下見シーンも意味のある伏線になります。

かごちゃんが現代に帰っている間は、眠り姫のような琥珀を守るため犬夜叉達は楓の村に足止め状態。ここを起点に、今度は動的な視点で殺兄が単独で身軽に動く。だけど戻る場所はりん達が居る楓の村。時折村はずれに現れれては自分のいなかった間の状況を聞き、また曲霊を追う旅に出る。
その間に季節が過ぎて時間が流れ、りんちゃんも大人に近づいて ―――

つまりダブルヒロイン物ではなく、ダブルヒーロー物的展開。
言い換えれば『戦国御伽草子殺生丸』の始まりかもと(^^)
奈落が言う、これから曲霊がやろうとしている事は察しがついているみたいな事がなんであるかがはっきりすれば、これからの物語の動向もある程度予想がつきそうな気がします。
ここで一気に殺兄対何らかの方法で肉体強化した曲霊になれば、「犬夜叉」と言う物語りも一挙に最終章終わりの何ページか、になると見ていますが、ここで何番勝負かのように曲霊が手を変え品を変えして殺兄と渡りあう事があれば、まだまだ物語りは続きそうです。

私の思うところの伏線の回収もまだですし、物語の隠れ『肝』部分も未だだと思っているので、どちらかと言えばこれからの展開は、殺兄の独壇場的な展開が用意されているのかもしれません。
いや、用意されていると思いたいファン心理なのです。

2007年08月30日 サンデー感想 トラックバック:0 コメント:0

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